◆ 再び“ドル買い(戻し)”先行… - “153円回復”

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マネパ為替分析 日刊レポート

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各連載の最終回は次の日付となります。

実践トレーディング 2月28日夕版
マネパ為替分析 日刊レポート 2月28日
外貨投資 転ばぬ先の智慧 2月17日[終了]
YEN蔵の外国為替見聞録 2月17日[終了]
今週の為替相場、武市はこう見る 2月25日
為替大観 2月26日
暗号資産レポート 2月28日夕版
ゴールドレポート 2月28日夕版

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“もう一段”は想定しつつも、“超え切れるか”には注意が必要…!?

2025年02月12日

◆ 再び“ドル買い(戻し)”先行… - “153円回復”

トランプ大統領は『鉄鋼・アルミに25%関税』『適用除外措置を撤回』としたことで、「米インフレ懸念」は息を吹き返しつつあります。
さらにパウエルFRB議長は『米利下げを急ぐ必要はない』と上院議会証言で述べており、「米利下げ観測」も後退しています。
こうして米10年債利回りが“4.54%”へと上昇する中、本日に入ってドル円は“153円台(本稿執筆時高値は153.456円)”へと上昇するに至っています。

いわゆる「トランプ関税」が本格的に発動化しつつある中、「貿易戦争」を含め「世界経済への影響」は現時点では未知数というのが実状となります。
このためいつ“リスク回避→円買い”に振れないとも限りませんが、まだ初動である点を考えれば“もう一段のドル買い”は否めないところ…?


◆ ただ“分水嶺”が待ち構えているだけに…?

“200日移動平均線(本日は152.749円)”“100日移動平均線(同153.037円)”を明確に上回っただけに、テクニカル的には“2/3~2/7の50%戻し(153.402円)”“日足・一目均衡表先行スパン下限(同153.598円)”辺りまで主だった上値メドが見当たりません。
このため回るようなことがあると、1/10~2/7の38.2%戻し(153.961円)”まで窺いかねないというのが実状となります。
ただしいくら初動であるとはいえども、前記“リスク回避姿勢”にいつ振れないとも限らない状況では“イケイケどんどん”はやはり想定しづらいと見るのが妥当でもある…?

いずれにしても“153円半ば”への一段高は想定しつつ、しかしそこを超え切れるかが“目先の分水嶺”と鑑みながら、神経質なマーケットと対峙したいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。

153.961(1/10~2/7の38.2%戻し、2/3~2/7の61.8%戻し、大台)
153.807(ピボットハイブレイクアウト)
153.598(日足・一目均衡表先行スパン下限)
153.402(2/3~2/7の50%戻し、日足・一目均衡表転換線、20週移動平均線)
153.203(ピボット2ndレジスタンス)
上値5:153.037(100日移動平均線、、大台)
上値4:152.903(2/6高値、-1σ、ピボット1stレジスタンス)
上値3:152.800(1/10~2/7の23.6%戻し、2/3~2/7の38.2%戻し)
上値2:152.749(200日移動平均線)
上値1:152.599(2/11高値、50週移動平均線)
前営業日終値:152.495
下値1:152.207(2/7以降の50%押し)
下値2:152.000(大台)
下値3:152.904(2/7以降の61.8%押し)
下値4:151.820(週足・一目均衡表先行スパン上限、ピボット1stサポート)
下値5:151.641(2/11安値)
151.530(2/7以降の76.4%押し)
151.207(2/10安値、-2σ、ピボット2ndサポート)
151.098(週足・一目均衡表先行スパン下限)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

97.702(日足・一目均衡表先行スパン下限、+1σ、1/24~2/10の76.4%戻し)
97.504(1/28高値)
97.334(1/29高値、ピボットハイブレイクアウト)
97.245(100週移動平均線)
97.033(1/24~2/10の61.8%戻し、大台)
96.943(1/31高値)
上値5:96.762(2/4高値、20日移動平均線、日足・一目均衡表基準線、週足・一目均衡表転換線、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:96.599(2/5高値)
上値3:96.502(1/24~2/10の50%戻し)
上値2:96.363(ピボット1stレジスタンス)
上値1:96.101(2/11高値)
前営業日終値:95.982(大台)
下値1:95.751(-1σ)
下値2:95.597(日足・一目均衡表転換線)
下値3:95.339(ピボット1stサポート)
下値4:95.077(2/11安値、大台)
下値5:94.751(-2σ)
94.696(ピボット2ndサポート)
94.251(2/10安値、ピボットローブレイクアウト)
94.000(大台)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

193.163(2/4高値、週足・一目均衡表先行スパン下限)
193.000(大台)
192.903(週足・一目均衡表転換線、1/24~2/10の76.4%戻し)
192.762(2/5高値)
192.203(日足・一目均衡表基準線)
192.000(大台)
191.742(1/24~2/10の61.8%戻し、週足・一目均衡表基準線)
191.458(20日移動平均線)
190.959(2/6高値、大台)
190.811(1/24~2/10の50%戻し)
190.590(20月移動平均線)
190.000(大台)
189.919(2/11高値)
前営業日終値:189.802
189.581(-1σ)
189.485(2/10以降の38.2%押し)
188.985(2/10以降の50%押し、大台)
188.484(2/10以降の61.8%押し)
188.000(大台)
187.864(2/10以降の76.4%押し)
187.698(-2σ)
187.404(100週移動平均線)
187.247(2/11安値)
187.000(大台)
186.862(2/10安値)

《10:45》
《11:25、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。

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