◆ 今度は“円買い”進行… - 高田日銀審議委員発言

トリガーとなったのは、「高田日銀審議委員発言」でした。

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マネパ為替分析 日刊レポート

コラム連載 終了のお知らせ

マネーパートナーズによるコラム連載は、2025年2月28日をもちまして終了させていただくこととなりました。
各連載の最終回は次の日付となります。

実践トレーディング 2月28日夕版
マネパ為替分析 日刊レポート 2月28日
外貨投資 転ばぬ先の智慧 2月17日[終了]
YEN蔵の外国為替見聞録 2月17日[終了]
今週の為替相場、武市はこう見る 2月25日
為替大観 2月26日
暗号資産レポート 2月28日夕版
ゴールドレポート 2月28日夕版

最新の記事

テクニカル的には「真空地帯」に突入…!?

2025年02月20日

◆ 今度は“円買い”進行… - 高田日銀審議委員発言

トリガーとなったのは、「高田日銀審議委員発言」でした。

 『前向き企業行動確認され見通し実現なら、ギアシフト進める』
 『1月利上げ以降もギアシフト段階的に行う視点重要』

この発言をキッカケに「日銀早期利上げ観測」が再燃し、“円買い”が進行しました。
その後は“一旦一服”したものの、NYタイムには再び“蒸し返され”たこともあり、ドル円は“前日安値水準(昨日安値は151.249円)”へと押し戻されました。
そして本日に入って、“151円割れ(本稿執筆時安値は150.574円)”を示現するに至っています。


◆ 一巡後は“巻き戻し”が基本と考えるが、ただ…?

こうなってしまうと、“大台割れ”を意識せざるを得ないのが実状といえます。
特に「トランプ関税」を巡る不透明感も根強いだけに、“もう一段のポジション調整”は覚悟せざるを得ない状況ともいえます。

ただし「日米金利格差」が即座に改称されるわけではないだけに、あくまで“ポジション調整の一環”と見るのが自然な流れです。
そうなると一気の“大台割れ”というよりは、一巡すると“一旦巻き戻し”と考えるのが妥当といえます。
ただしこの“150円台”というのは、テクニカル的にはいわゆる「真空地帯」となります。
一応“月足・一目均衡表転換線(本日は150.766円)”“20月移動平均線(同150.353円)”が控えていますが、マイナーといわざるを得ないのが…?

一巡後には“巻き戻し”が基本とは考えますが、予断を持つことなく、臨機応変な対応を心掛けておきたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。

153.150(2/14高値、ピボットハイブレイクアウト)
153.019(2/12~2/18の50%戻し、大台)
152.713(日足・一目均衡表転換線、ピボット2ndレジスタンス)
152.638(200日/50週移動平均線
152.597(2/12~2/18の38.2%戻し)
152.382(2/17高値)
上値5:152.308(2/19高値)
上値4:152.108(ピボット1stレジスタンス)
上値3:152.000(大台)
上値2:151.820(週足・一目均衡表先行スパン上限)
上値1:151.675(-1σ)
前営業日終値:151.479
下値1:151.207(2/10安値、2/18-19安値)
下値2:151.098(週足・一目均衡表先行スパン下限、ピボット1stサポート、大台)
下値3:150.902(24/12/10安値、2/7安値)
下値4:150.766(月足・一目均衡表転換線)
下値5:150.620(ピボット2ndサポート)
150.353(20月移動平均線)
149.955(-2σ、大台、ピボットローブレイクアウト)
149.695(24/12/9安値)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

97.620(日足・一目均衡表先行スパン下限)
97.504(1/28高値)
97.334(1/29高値、2/12高値、+1σ、100週移動平均線、ピボットハイブレイクアウト)
97.273(2/13高値)
96.999(2/14高値、大台、ピボット2ndレジスタンス)
上値5:96.838(2/17-18高値)
上値4:96.760(2/19高値、週足・一目均衡表転換線)
上値3:96.596(ピボット1stレジスタンス)
上値2:96.502(日足・一目均衡表基準線)
上値1:96.350(20日移動平均線)
前営業日終値:96.138
下値1:96.008(2/19安値、大台)
下値2:95.835(2/12安値、日足・一目均衡表転換線、2/10~2/13の50%押し、ピボット1stサポート)
下値3:95.557(-1σ、ピボット2ndサポート)
下値4:95.426(2/10~2/12の61.8%押し)
下値5:95.077(2/11安値、ピボットローブレイクアウト)
94.977(2/10~2/12の76.4%押し、大台)
94.683(-2σ)
94.251(2/10安値)
94.000(大台)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

193.163(2/4高値、週足・一目均衡表先行スパン下限)
193.045(2/13高値、大台)
192.903(週足・一目均衡表転換線)
192.507(2/14高値)
191.946(2/18高値、大台)
192.133(2/19高値)
191.763(週足・一目均衡表基準線)
191.395(20日移動平均線)
191.000(大台)
190.811(日足・一目均衡表基準線)
前営業日終値:190.675(20月移動平均線)
190.449(2/19安値)
190.000(大台)
189.954(2/10~2/13の50%押し)
189.571(2/12安値、-1σ)
189.224(2/10~2/13の61.8%押し)
189.000(大台)
188.321(2/10~2/13の76.4%押し)
188.000(大台)
187.707(100週移動平均線、-2σ)
187.247(2/11安値)
187.000(大台)
186.862(2/10安値)

《10:55》
《11:30、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。

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