◆ 下へ上へと…

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マネパ為替分析 日刊レポート

コラム連載 終了のお知らせ

マネーパートナーズによるコラム連載は、2025年2月28日をもちまして終了させていただくこととなりました。
各連載の最終回は次の日付となります。

実践トレーディング 2月28日夕版
マネパ為替分析 日刊レポート 2月28日
外貨投資 転ばぬ先の智慧 2月17日[終了]
YEN蔵の外国為替見聞録 2月17日[終了]
今週の為替相場、武市はこう見る 2月25日
為替大観 2月26日
暗号資産レポート 2月28日夕版
ゴールドレポート 2月28日夕版

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まだ“方向感定まらず”は続く…!?

2025年02月10日

◆ 下へ上へと…

注目の「米雇用統計」は“マチマチ(NFPはやや下振れ/失業率は改善)”となったものの、懸念されたほどの悪化は見られませんでした。
また「年次改定」についても“予想の範囲内(△58.9万人)”に留まったことで、「米経済悪化懸念」は後退しています。

一方で「トランプ関税」については、“相変わらず”といわざるを得ないのが実状といえます。
特に『多くの国と相互関税』と発言したこともあり、“リスク回避姿勢”は残存しています。
こうして“151円割れ(150.954円)”へと値を落としたドル円は、一時“152.417円”へと持ち直したものの、再び“150.925円”へと押し下げられるに至っています。

もっとももう一つの注目であった「日米首脳会談」は、“何もなかったことがサプライズ”というくらいに無難に通過したことで、これを背景にした“リスク回避姿勢”は台頭していないのが実状といえます。


◆ マーケットがどのように捉えるか…? - トランプ関税

このため本日はこの「トランプ関税」を巡って、マーケットがどのように捉えるかが注目ということになります。
本日に入ってからも「鉄鋼・アルミに25%関税賦課、10日から」と報じられるなど、まだ留まるところを知らないのが実状といえます。
特に本日は中国も「報復関税(石炭・原油等)発動」が予定されていますので、「米中貿易戦争」との思惑が台頭しても何ら不思議ではありません。
一方でこれらは“織り込み済”との印象もあるだけに、どう反応するかは未知数といわざるを得ないのが実状でもあります。

「米インフレ増大→米利下げ観測後退」は金利面で“ドル買い”を促しやすく、一方で「米中貿易戦争→世界経済減速」はリスク面で“円買い”を促しやすいとなる中、このどちらに振れる展開となるか…?
本稿執筆時は“前者”が先行しており、“先週の巻き戻し”ではありますが、このまま“一方向への動意”につながるかは不透明といわざるを得ません。
まだ“方向感定まらず(揺れ動き)”と見るのが妥当に感じますが、果たして…?


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。

152.903(2/6高値)
152.848(100日移動平均線、1/10~2/7の23.6%戻し、2/3~2/7の38.2%戻し)
152.764(200日移動平均線)
152.574(50週移動平均線)
上値5:152.417(2/7高値)
上値4:152.246(ピボット1stレジスタンス)
上値3:152.094(2/3~2/7の23.6%戻し)
上値2:152.000(大台)
上値1:151.820(週足・一目均衡表先行スパン上限)
前営業日終値:151.414(-2σ)
下値1:151.207(2/7安値後の押し目)
下値2:151.098(週足・一目均衡表先行スパン下限)
下値3:151.000(大台)
下値4:150.902(12/10安値、2/7安値)
下値5:150.766(月足・一目均衡表転換線、ピボット1stサポート)
150.416(20月移動平均線)
150.093(ピボット2ndサポート)
150.000(大台)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

97.000(大台)
96.943(1/31高値)
96.762(2/4高値、20日移動平均線、日足・一目均衡表基準線、週足・一目均衡表転換線、ピボットハイブレイクアウト)
96.599(2/5高値、1/24~2/7の50%戻し)
96.217(ピボット2ndレジスタンス)
96.110(1/24~2/7の38.2%戻し、2/4高値後の76.4%戻し)
上値5:95.973(2/6高値、大台)
上値4:95.803(2/4高値後の61.8%戻し、日足・一目均衡表転換線、-1σ)
上値3:95.667(2/7高値)
上値2:95.507(2/4高値後の50%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値1:95.210(2/4高値後の38.2%戻し)
前営業日終値:94.936(大台)
下値1:94.779(-2σ)
下値2:94.476(2/7安値)
下値3:94.386(ピボット1stサポート)
下値4:94.000(大台)
下値5:93.885(9/16安値、ピボット2ndサポート)
93.590(9/11安値)
93.421(8/6安値)
93.195(ピボットローブレイクアウト)
93.000(大台)
92.524(200週移動平均線)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

192.762(2/5高値)
192.558(日足・一目均衡表基準線)
192.000(大台)
191.763(週足・一目均衡表基準線)
191.661(20日移動平均線、2/4~2/7の76.4%戻し)
190.959(2/6高値、大台)
190.826(2/4~2/7の61.8%戻し)
190.455(20月移動平均線)
190.104(2/4~2/7の50%戻し)
190.000(大台)
189.859(-1σ)
189.589(2/7高値)
189.381(2/4~2/7の38.2%戻し)
189.000(大台)
188.488(2/4~2/7の23.6%戻し)
188.030(-2σ、大台)
前営業日終値:187.836
187.377(100週移動平均線)
187.044(2/7安値、大台)
186.000(大台)
185.823(24/9/18安値)
185.309(24/9/17安値)
185.000(大台)
184.000(大台)
183.792(24/9/16安値)
183.718(24/9/11安値)
183.040(24/8/7安値、大台)

《11:05》
《11:55、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。

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