◆ “ポジション調整”+“けん制発言”… - “152円半ば”へ

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マネパ為替分析 日刊レポート

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本日は“動きづらい”を前提に…!?

2024年11月08日

◆ “ポジション調整”+“けん制発言”… - “152円半ば”へ

昨日は「トランプトレード」が一服し、“往き過ぎ分の調整(巻き戻し)”が先行しました。
また『極めて高い緊張感をもって注視』という三村財務官の円安けん制発言も、後を押した印象があります。
こうしてほぼ一方通行的に“152円台”へと押し戻されましたが、一方で“ポジション調整”の域を出るには至っておりません。
なお注目の「FOMC」では“0.25%利下げ”が実施されましたが、“織り込み済”ということもあり、下値は限定されています。


◆ 特段の材料もなく、米3連休を控えているとあっては…?

こうして“(一旦の)材料出尽くし”が意識される中、本日は“米3連休を控えた週末”に当たります。
となると“新規のポジション構築”は手控えられやすく、“ポジション調整主体”を想定せざるを得ません。
ただ昨日の反落にて、“その大部分”はすでに終えた可能性を考えれば…?

本日は東京タイムに「中国・全人代の閉幕」、NYタイムには「ミシガン大学消費者態度指数」が予定されていますので、ここでサプライズが飛び出せば話は変わってきますが、そうでなければ“動きづらい”と見ておくべきかもしれません。
新たな材料が飛び出すまでは…。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。

154.985(+2σ、大台)
154.704(11/7高値)
154.230(11/7高値後の76.4%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値5:154.000(大台)
上値4:153.937(11/7高値後の61.8%戻し)
上値3:153.700(11/7高値後の50%戻し)
上値2:153.462(11/7高値後の38.2%戻し)
上値1:153.347(+1σ)
前営業日終値:152.940(日足・一目均衡表転換線、大台)
下値1:152.695(11/7安値)
下値2:152.595(11/6~11/7の61.8%押し)
下値3:152.388(週足・一目均衡表先行スパン上限)
下値4:152.189(ピボット1stサポート)
下値5:152.000(大台)
151.893(10/8~11/7の38.2%押し、20日移動平均線)
151.688(200日移動平均線)
151.437(ピボット2ndサポート)
151.292(11/6安値)
150.986(10/23安値、10/8~11/7の50%押し、大台)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

104.000(大台)
103.702(ピボットハイブレイクアウト)
上値5:103.109(7/24高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:103.000(大台)
上値3:102.599(ピボット1stレジスタンス)
上値2:102.409(11/7高値)
上値1:102.285(11/8高値後の戻り高値)
前営業日終値:102.143
下値1:101.953(+2σ、大台)
下値2:101.733(10/31~11/7の23.6%押し)
下値3:101.496(ピボット1stサポート)
下値4:101.306(11/7安値、+1σ、10/31~11/7の38.2%押し)
下値5:100.978(10/31~11/7の50%押し、日足・一目均衡表転換線、大台)
100.850(ピボット2ndサポート)
100.731(20日移動平均線、日足・一目均衡表基準線)
100.640(10/31~11/7の61.8%押し)
100.549(200日移動平均線)
100.464(100日移動平均線)
100.393(ピボットローブレイクアウト)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

202.000(大台)
201.497(7/11~8/5の76.4%戻し)
201.169(7/24高値)
201.000(大台)
200.140(+2σ)
200.000(大台)
199.807(10/30高値)
199.559(11/7高値)
199.000(大台)
前営業日終値:198.596(+1σ)
198.299(11/7安値)
197.955(10/31~11/7の38.2%押し、大台)
197.460(10/31~11/7の50%押し)
197.335(11/6安値)
197.064(20日移動平均線)
196.963(11/5安値、10/31~11/7の61.8%押し、大台)
196.507(11/4安値)
196.352(10/31~11/7の76.4%押し)
196.000(大台)
195.781(11/1安値、日足・一目均衡表基準線)
195.361(10/31安値、-1σ)
195.106(10/22安値)
195.015(100日移動平均線、大台)

《10:55》
《11:45、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。

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